パンタナル(7)~夜明け前のパラグアイ川
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」
2015年7月29日午前 3時44分
朝、3時に目が覚め、機材を持って外に出るも、月明かりと雲で満天の星は望めず。
しかも持ってきたレリーズ、間違って別のカメラ用のものだったことが判明。
せっかく三脚はジッツオの重いアルミ製を持ってきたのにと、落ち込んで、一度部屋に戻る。
午前4時34分
朝陽を撮ろうと、もう一度外へ出てみると月は沈み雲も吹っ切れていた。
赤いのは飛行機の光。
レリーズ使えないのでミラーアップでシャッタースピードを決めて撮影することに。
ときどき川からバシャンという大きな動物の動く音が聞こえる。
ワニだろうか。
息子が確認に行くと、カルピンチョ(カピバラ)の群れが慌てて逃げていく様が見えたという。
真っ暗な中を川をずっと東へ、朝陽が見える位置まで移動。
後ろを振り返るとついてきていたはずの息子の姿が見えない。
まあ、トイレに行きたくなったのか、部屋に戻ったのだろう。
戻って確認するかどうか迷ったが、夜明けに間に合わないといけないので、三脚を立てて待つ。
午前5時21分
パンタナルの大自然、野鳥や動物たちの目覚めの声と共に、うっすらと川の対岸、東の空が明るくなり始めた。
子供の頃から空を見上げて最も印象に残っているオリオン座が南半球でも見られるのは嬉しい。
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