Mfotosのブログ

日本と南米パラグアイを中心に活動するフリーフォトグラファー平田真実のブログ          ホームページはこちら http://mfotos.holy.jp/1/index.html

フランス パリのトランジットで 12 メトロでスリ集団に遭う

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メトロ改札口

さて、空港に向かうべくシャンゼリゼ駅からメトロに乗ろうと自動販売機の買い方がわからなかったので空港まで行きたいと窓口で切符を購入したら、なんとその切符が使えず、改札口が通れないではないですか。

後で気づいたのですが、切符を売った駅員もスリ集団の協力者ではなかったかと思われます。

証拠の切符も保管してあります。

改札口で右往左往していたら後から来た若者たちが大丈夫と声をかけてきて親切にここをこうやって通ればいいんだよと協力してくれそうにしながら、そのうちに改札のバーを飛び越えて駅の中に入って行ってしまいました。

そのときには既にスリが成立していたのですが・・・。

私もそのまねをして無理やり改札を通り、空港まで着いてチェックインの時にやっとパスポートがないことに気がつきパリを一日歩いている中で落としたんだろうと思い、その日は飛行機に乗れないことがわかって泊めてくれるホテルを渡り歩き、そのときにまた現金もないことがわかって初めてスリだったことに気がつくという間抜けぶりでした。

幸いクレジットカードだけはあったのでそれでホテルのチェックインを済まし、翌日日本大使館へ。

するとまた新たな飛行機チケットがないと臨時パスポートを発行してもらえないことがわかり、警察へ被害届出しつつ空港へ。

大使館や警察では証拠のメトロの切符を見せて説明しましたが、そんなことわかっているよと調書としては受け入れてもらえず、調査はしない雰囲気でした。

空港への移動中、メトロの乗り換え時に、ぶつかってきた女性がこれは空港行の電車じゃないよと親切に教えてくれたかと思いきや、その一瞬で残っていたもう一つの日本円の入った財布と健康保険証などがすられてしまっていたのでした。

二日続けて2度目のスリに遭うなんて。

さすがにこの日はずっと気をつけているつもりだったのですが、乗り換え時は油断でした。

あまりの見事な手口にお見事と逆に思ってしまったのですが、内心力が抜けてボロボロです。

それでもチケットを手配し、大使館へ戻って臨時パスポートの申請をし、その日ももう帰れないのでまたもっと安い別のホテルを探してチェックイン。

この日も一日で食べたのはATMでおろした現金を両替するため、バーガーキングへ寄って買ったハンバーガー一個のみ。

 

こういった様子をフェイスブックでリアルタイムで呟き、皆さんに心配をかけたのですが、いろいろアドバイスをもらったりして日本の行政書士に連絡、戸籍謄本を取ってデータをスキャナ、送ってもらったりして素早く対応することができました。

 

ある意味、私の恥ずかしい話、こんなことを書かないほうがいいんじゃないかとも言われたりしたのですが、

 

1.私が悪いことをしたわけではない。

  間抜けだったのは認めますが、プロ集団に狙われたら防ぎようがないこともわかってほしいと思いました。

 

2.確かに私の恥だが、噂話するのは別に構わない。

  そんな噂話を酒のつまみにしているような安っぽい生き方をしている人間のために私の恥を晒すわけじゃない。(心配して噂してくれてるのは大丈夫です、馬鹿なやっちゃと(笑))

  私と会ったこともなかったり、あまり知らないのに悪意を持った冷たい噂、そういうのを無視するとして・・・。

  むしろ心配してお見舞いまで考えてくれた方が多かったのには驚きと感謝でした。

  またリアルで読んでたかたから、心配して眠れなかったとか、文章に引き込まれて面白かった!小説のようだったと言われたのも嬉しかったです。

  人間、信用したいものです。

 

3.というわけで、こんな私の経験が誰かの役に立つこともある。

  次の被害を防ぐだけじゃなく、フランスの人たちがこのままだと国や町のイメージが悪くなると奮起、対応して行ってくれるかもという期待を込めて書きます。

(実際、嬉しいことにフランス語圏の友人がグーグル翻訳か何かを使って読んでくれてるんです。今後の旅行者の参考になるから引用して使わせて欲しいとか。)

 

ほんと、ブログにも書いてきたように私とフランスの関わりは決して悪いものじゃなかったので、今回のことでがっかりです。

今後、再びまたフランスへ行きたくなるような日が来ることを願ってポジティブにこの経験も捉えていきたいと思います。

 

転んでもただじゃ起きない。

これも何かの意味がある。

そう自分に言い聞かせてこのピンチを乗り越えました。

 

ということで、スリに遭わなかったらこれはなかったという次のブログにご期待ください(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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