Mfotosのブログ

日本と南米パラグアイを中心に活動するフリーフォトグラファー平田真実のブログ          ホームページはこちら http://mfotos.holy.jp/1/index.html

木漏れ日を撮るコツ(テクニック解説 その22~FC2ブログからの続き)

写真プログらしく、FC2プログで書いていたような内容で写真の撮り方も少しづつ載せていこうと思います。

 

 

今日のカメラはNIKON Df。

 

 

 

 

裏庭の掃除で選定した枝を燃やす時に出た煙を利用した木漏れ日写真を撮りました。

 

 

 

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まず太陽のような強い光源の光芒を出すためには絞って、つまりF値をなるべく高い数値に設定。

この写真の場合は絞り優先モードのf18で手持ちだったのでISO400にし、シャッタースピードが1/40秒になるように。

レンズはAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II  で焦点距離70mm。

私にとって手持ちでぎりぎりブレないシャッタースピードですね。

これらの光芒の写し方、絞りとシャッタースピードとISOの関係、ブレないシャッタースピードなどの基礎知識はこちらをクリックしてご覧ください。

 

あと、木漏れ日は逆光か斜光が綺麗に撮れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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こちらは太陽の光源が葉っぱで隠れる位置から撮影。

他の撮影条件は一枚目と同じですが、シャッタースピードは1/50秒になりました。

一枚目と趣きを変えてカラーで、色温度を少し下げることで光が青みを帯び、幻想的な写真に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こちらは白黒でもう一枚同じような構図で。

木漏れ日から差し込む斜光も光芒と同じく、光線は絞ることでよりくっきり写ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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これは露出を変えて撮った3枚の写真をLightroomでHDR合成して遊んでみました。

合成で光芒数が増加。

そして、ご覧のように構図は縦位置で光が上から下へ差し込む縦の広がりを表現。

このように写真を撮るときは、横位置と縦位置、両方の構図で撮っておく癖をつけたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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同じく、縦位置の写真3枚を今度はPHOTOMATIX PROを使ってHDR合成。

これらHDR写真2枚は、本来は三脚を立ててしっかり撮った方が出来栄えがよくなるのですが、まあこんな感じになるという参考程度でご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回、煙の演出を醸し出してくれたドラム缶焼却炉の火。

 

 

被写体の木は全部お隣の家の庭に生えている木ですが、掃除して燃やした落ち葉も全てお隣からのもの。

パラグアイは自分ところの木の枝が塀を乗り越えて張り出しても気にしないし、落ちてきても掃除はこちらがやらなくちゃいけないのですね。

そして剪定もこちらでやります。

なんか理不尽な気もしますが、マンゴーやパッションフルーツなど美味しい果実も季節ごとにたくさん落ちてくるのでよしとしましょう(^-^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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